今夜は満月 1月の満月は別名「ウルフムーン」とも
by ウェザーニュース
日付が回って明日1月26日(金)2時54分に満月の瞬間を迎えます。1月の満月はアメリカの農事暦で「ウルフムーン」とも呼ばれます。
今夜は、関東や九州などでまんまるお月さまを見ることができそうです。厳重な寒さ対策をして夜空を見上げてみてください。
関東など太平洋側はお月見チャンス
今夜は、西高東低の冬型の気圧配置となり、北日本や日本海側は雪や曇り空となります。
一方、関東東海や四国九州などでは晴れて、お月様を見ることができそうです。
強い寒気の影響で全国的に真冬の寒さとなっているので、外に出てお月見をする場合は万全の防寒が欠かせません。
▼各地の日の入り時刻・月の出時刻
根室 日の入り 16時37分 月の出 15時48分
仙台 日の入り 16時50分 月の出 16時08分
東京 日の入り 17時00分 月の出 16時21分
大阪 日の入り 17時19分 月の出 16時42分
福岡 日の入り 17時42分 月の出 17時06分
那覇 日の入り 18時06分 月の出 17時37分
» 各地の日の出日の入り・月の出月の入り時刻
1月の満月、英語で”Wolf Moon"
農事暦における満月の呼び方アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。
農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、アメリカでは1月の満月を「ウルフムーン(Wolf Moon/狼月)」と呼ぶようです。真冬の食糧不足を嘆く飢えた狼の遠吠えにちなんで名付けられています
満月とは
太陽、月、地球の位置関係満月の瞬間がいつになるのかは、太陽・地球・月の位置関係によって計算ができます。
地球から見て、太陽の方向と月の方向の差(黄経差)が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。
つまり満月は、地球から見て太陽と月がほぼ正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。
この位置関係の変化によって、地球から見ると月に太陽光が当たっている部分が変わるため、三日月や上弦、満月、下弦など、満ち欠けが移り変わっていくことになります。
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EDITOR ウェザーニュース予報&ニュースチーム