移動の準備が進められるキルナ教会。スウェーデン北部キルナで(2025年8月19日撮影)。(c)Jonathan Nackstrand / AFP【8月19日 AFP】スウェーデンで最も美しい建物の一つとされる歴史的な赤い木造教会が、欧州最大の地下鉱山の拡張のため、トレーラーに載せられ5キロの道のりを移動する。
北極圏の町キルナにあるキルナ教会は、1912年に建てられたスウェーデンのルーテル教会。トレーラーに載せられた672トンの建物は19日から20日にかけて、時速0.5キロのペースで5キロ離れた新しいキルナの町へと進む。
LKAB地下鉱山は地域の一大産業だが、長年にわたる掘削が地盤を弱め、一部の地域で崩壊のリスクを高めている。
そのため、キルナの町の中心部をそっくり移すプロセスが約20年前に始まり、今後も数年間続く予定だ。新しい町の中心部は2022年9月に正式にオープンした。
教会の移設だけでも5億クローナ(約77億円)の費用がかかり、LKABが負担している。