週間天気予報 台風5号と熱帯低気圧の影響 広範囲で雨の強まりに注意
by ウェザーニュース

【 この先のポイント 】
・台風5号 東北や北海道で雨風の強まりに注意
・低気圧や前線の影響 広い範囲で大雨のおそれ
・東海は続く大雨に警戒 関東甲信は梅雨明けか
台風5号(ナーリー)や熱帯低気圧などの影響で、週前半は湿った空気の流れ込みやすい気圧配置となります。西日本から東日本にかけて雨量がまとまるおそれがあり注意が必要です。
今日・明日〜2週間先までの週間天気予報
台風5号 東北や北海道で雨風の強まりに注意
台風5号(ナーリー)進路予想 13日(日)12時現在台風5号(ナーリー)は14日(月)は、関東から東北地方の太平洋沿岸を足早に北上し、北海道付近で温帯低気圧になる予想です。特に台風の中心から東側で風が強く吹く予想で、西側にはなれた地域では影響は雨が主体となりそうです。
ただ、14日(月)の午後にかけて台風の中心が接近する岩手県などの東北太平洋側では、風も強まり荒れた天気となる可能性があるため注意が必要です。15日(火)には北海道に上陸する可能性があります。
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低気圧や前線の影響 広い範囲で大雨のおそれ
週間天気図台風5号とは別の東シナ海の熱帯低気圧が対馬海峡から日本海西部で発達します。週前半にかけて低気圧から伸びる前線が西から東に進んで、本州付近を通過していく見通しです。
南から湿った空気が流れ込むため、14日(月)は西日本で、15日(火)から16日(水)にかけては関東から東海にかけての広い範囲で雨が強まるおそれがあり、注意が必要です。
雨雲レーダー
実況・予想天気図
東海は続く大雨に警戒 関東甲信は梅雨明けか
週後半は本州の東にある太平洋高気圧が勢力を西に広げます。高気圧の縁辺をまわる湿った空気が流れ込む東日本や東海では雨の予想です。
17日(木)以降は、高気圧が関東方面にさらに張り出すため、関東甲信や北陸では段々と天気が回復し、梅雨明けに向かいます。
一方、北日本や西日本は高気圧の縁辺となるため、雨が強まる可能性もあります。特に東海地方では雨量がかさんで災害の危険度が高まるおそれがあるため、今後の情報に注意してください。
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