週間天気予報 週末以降の東日本は曇りや雨が続く 気温下がっても蒸し暑い
by ウェザーニュース

【 この先のポイント 】
・雨のエリアが西日本から東日本へ移動
・来週後半に関東甲信などで梅雨明けか
・猛暑が落ち着いても蒸し暑い体感
湿った空気の流れ込みやすい気圧配置に変化し、一週間程度続く見通しです。
雨のエリアが西日本から東日本へ移動
週末から来週にかけては、南から暖かく湿った空気が流れ込みやすい気圧配置が続く予想です。
12日(土)から13日(日)にかけては西日本の太平洋側を中心に雨が降りやすく、雷を伴った強い雨になるおそれもありますので注意が必要です。
来週以降は雨のエリアは東日本から北太平洋側へ移動する見込みで、高気圧の縁辺となるところでは雨が強まる可能性もあります。
雨雲のかかる範囲や降り始めるタイミングの予報に大きな不確実性が含まれているため、随時最新の天気予報をご確認ください。
来週後半に関東甲信などで梅雨明けか

平年の梅雨明け・今年の梅雨明け
ここ最近は晴れる日が多かった関東甲信や北陸、東北ではまだ梅雨明けの発表はされていません。来週にかけては前線や湿った空気の影響を受けて曇りや雨の日が続く見通しです。
再び晴れ間が戻るのは、この気圧配置が解消する来週後半以降となる見込みで、それに合わせて梅雨明けの発表がある可能性が高そうです。平年よりは早い梅雨明けとなる予想です。
猛暑が落ち着いても蒸し暑い体感
各地で35℃を超える猛暑が続いていますが、週末以降は曇りや雨の日が続くため最高気温は少しトーンダウンする予想です。北日本や東日本の太平洋側では、日中と朝晩、前日との気温差が大きくなるところもありますので、体調管理にお気をつけください。
ただ、南から湿った空気が流れ込むため不快な蒸し暑さは続きそうです。西日本を中心に夜間は引き続き気温があまり下がらず、疲労や睡眠不足によっても熱中症のリスクの高い状況が続きます。こまめな水分補給やエアコンの使用等で積極的に熱中症予防を行ってください。
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ウェザーニュース