ドイツの首都ベルリンのルストガルテン公園で、噴水の水に頭を浸す女性(2025年7月2日撮影)。(c)Tobias SCHWARZ / AFP【7月3日 AFP】欧州西部および南部を襲った初夏の熱波が、2日には東部へ広がり、ドイツでは異常気象警報が発令され、高速道路がゆがむ原因になったと報じられた。
ドイツ気象局(DWD)はこの日、一部地域で40度近くに達する「非常に高い」気温の警報を出した。
この暑さは交通に影響を及ぼしており、国営ドイツ鉄道(DB)は、特に気温の高かった西部で運行に支障が出ると警告。また、ブレーメンに近い北西部では暑さのために高速道路の表面が一部でゆがみ、運転手にとって危険な状態になっていると地元メディアが報じた。
フランスでは2日にかけて気温はやや下がったものの、高温が続いている。パリでは1日に40度に達したが、フランス気象局(Meteo France)は2日の最高気温は35度前後が予想されていると伝えた。