ヒースロー空港に電力を供給する変電所で消火活動が行われる中、立ち上る煙。英ロンドン西部ヘイズで(2025年3月21日撮影)。AFP
【AFP=時事】空港に電力を供給する変電所で発生した火災の影響で閉鎖されていた英ロンドンのヒースロー空港は22日、全面再開を発表した。ただ、一部の便で遅延や欠航が続いている。
ヒースロー空港は21日、火災に伴う停電によりほぼ終日閉鎖されていたが、同日夜に一部の便の発着が再開された。
フライト追跡サイトFlightradar24によると、約1350便が閉鎖の影響を受けた。閉鎖が発表された時点で約120便がヒースロー空港に向かって飛行中で、行き先の変更を余儀なくされた。
ヒースロー空港は欧州で最も利用客の多いハブ空港。国内外の多数の乗客に影響が及んだ今回の閉鎖により、信頼性をめぐる深刻な疑問が投げかけられた。